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A N I S A K I S .

第10章 3枚のお札





私の身体にその"全身タイツのようならもの"を押し当ててきた。







(なんか…なんとも言えない匂い…(;´д`))







"それ"からはなんとも言えない臭いがしてくる。









「この皮は…

私の父のものなの……」








魅菜
「え…」









(え!?どう言う事!?💦

カエルって脱皮したっけ?💦)










「父さんたらね、

真夏のアスファルトの上で

昼寝したまま干からびてしまったのよー。

まったくドジなお父さん…」







皮を眺めながら複雑な顔をするカエルさん。








(着たくない!臭いだったらまだしも…

これ着たくない💦って言うか…死体の一部だよね!これ…💦)









魅菜
「あの…そんな大切なもの…私……」








カエル
「内臓は綺麗に抜いて、

清流で洗ったの…

いつか何かの役に立つかもって……

…そのいつかは今ね、貴女に使ってほしいわ!はい、どうぞ。」








(えー(;´д`)やだぁ…)








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