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A N I S A K I S .

第5章 思春期男子と





(どうやって人間界に戻れば良いんだろう…

何処かに抜け道でもあるのかな?)









「ブス!お前!ちゃんと人の話し聞けよな!!」







魅菜
「ん?」









(あれ?黒さん、何か話してたっけ??)









怒り気味の黒さん。










「ダメじゃねぇーよ!?別に名目上だけブスと夫婦になっても構わないぜ?」







魅菜
「え?ほんとですか!!?」









(名目上ならか、いい!それいい!!

それなら急いでここから逃げなくても良くなるし…)










「その見合いに俺も出て、

はい、このブスにします!って言うだけで良いしな〜」








魅菜
「このブス…って(;´д`)」










「まだ見合いまで日はあるんだから、

焦ることないからな!!

まっ、とりあえず、着物買いに行くぞ〜!」









(そうなんだ…まだ日があるんだね。)









魅菜
「はい💦」









再び黒さんと肩を並べ歩き出した。






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