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全てを愛し

第2章 初めての…


そして、彼の体が私から離れ



解放されたかと思ったら



*「はぁ…えっ!? んっ、ん…んんっ///」



ソファに押し倒され激しいキスをされた



自分の声じゃない声が漏れてしまう



*「んん、はぁっ、んゃっ//」



私の口の中に貴久の舌が侵入してきて


防ごうとしたけど、無念に終わり



部屋の中には私の声といやらしいキス音だけが響いている




頭がボーっとする…





*「ん、はぁっ…はぁはぁ」



やっと、口を離してくれた



増「んふ、気持ちよかった?」
*「そ、そんなことっ///」
増「目、トローンってなってたよ?笑」
*「~~っ/////」



今になって恥ずかしいっ///


この体勢もだいぶ恥ずかしい///


彼の整った顔が私の顔の真上にあって


少し動けば体どうしがふれそうな距離



増「続き、欲しい?」
*「い、いらないっ//」
増「ホントに?」



本音を言えば少しだけ、あの感じを1度だけ…


もう1度だけ欲しい


でも、そんなこと恥ずかしすぎて言えるわけもなく



*「ホントに、いらないからっ//」
増「でも、顔に欲しいって書いてあるよ?」



ば、ばれた…///
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