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BLOODY LOSALIO

第9章 マテールの亡霊④


天音たちがそう話していると、ララとグゾルはコソコソと二言三言話し、姿を消してしまった。
曲がり角を曲がり、先頭を歩いていた神田がはたと足を止めた。それに続き天音とトマも足を止めた。
「神田どうかしたの?」
(…?そういえばやけに静かな気が…)
そう天音が思った瞬間、神田が声を上げた。
「ふたりがいない!」
「え!?」
天音は驚きの余り角から飛び出し、その先を見た。
「に”…逃げやがった!!」
「あの2人どこに…っ」
すると、後ろを振り返ったトマが焦った声を出した。
「!!神田殿、天音さん後ろ…」
言われて振り返ると、そこには――――――…



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