第8章 死んでもボク!【十四松】
「ん……はぁ…ん」
「桜ちゃん、足がガクガクしてる……
今どうなったの?」
「はぁ…今……?イッちゃったの」
「ほんと?見せて」
「え……?」
ぐるんっと身体を倒され、性急に下着を剥ぎ取られる。桜が何かを言う前に身体はすでに両足を高く持ち上げられ、十四松の目の前にありのまま晒された。
「すごい……すごいね」
「ぁっ、あああっ!」
躊躇なく十四松はトロトロに蕩けた部分へ吸い付く。水音を立て、溢れた蜜をじゅるじゅると音をたてながらすべて舐めとられる。
溢れる蜜を舐め尽くすと、今度は足りないとばかりに蜜壷に舌が入り込む。
「ああっ、中は……っ、ん、ぁあんっ」
「また溢れた……もっと…もっと欲し……」
飢えた獣のように十四松は夢中に吸い付き、次第に唇を先ほど弄りつけ尖りきった秘芽へと移す。舌をちろちろと動かし、刺激を与えるとまた下の口からはトロリと蜜が溢れた。
「舐めても舐めても出るね……」
「ん、んん…っ、はぁんっ」
十四松が溢れた蜜を救い、塞ぐように指を蜜口へ差し込むと桜は再び引きつりながらまた果ててしまう。
「十四松……も……」
イッた後も舐め続ける十四松の桜は息を深く吐きながら下腹部へ手を伸ばす。
「ぁ……っ」
ふんどしの布ごとぎゅっと掴むと十四松はガクリと膝を降ろした。
布を外すと息苦しそうに腫れ上がった部分が勢いよく出てくる。
「ごめんね、すぐに出してあげればよかったね」
「あっ、ちょっと待って……、ぁっあ……!」
慰めるように桜が隆起した竿を擦り、濡れた先端を撫でると十四松は顔をしかめ、熱い息を吐く。
「……っ……だめだよっ、でちゃう……っ」
十四松は慌てて身体を離そうとしたが間に合わず、ビュッと勢いよく射精した。