第6章 クズキングは死んでもクズ【イヤミ】
嫌なはずなのに、こんな奴に……
悔しさからか、辱められているせいか、桜は顔を赤くしながら自然と涙が零れる。
なのに、何故か心の奥でこの男を嫌いになりきれない自分もいる。
「こんな……っ、ぅあ…っ!」
さらけ出されている秘所へイヤミの顔が降りていく。
見えているイヤミの歯の下から舌が伸びていき、濡れそぼった秘裂へヌルリと入り込んでくる。
イヤミは自分の出ている歯をわざと膨らんだ秘豆に当たるように動かした。
蠢く舌遣いに気持ち悪さを感じるのに桜の下腹部からは愛液がポタポタと零れ落ちる。
「こんなに濡らして、いやらしいザンスね?散々ミーをいたぶってたときと大違い……まぁこっちのほうも素直で好みザンス」
「そっ、んなとこで……喋らないで……っ!」
秘所から顔を外さず、喋り続けるイヤミの息遣いで喘いでしまい、桜はまた唇を噛んだ。
「やれやれ……
そんなに噛んだら唇切れるザンスよ?
しょうがないザンスね。ま、ゆっくり堪能する時間もないザンスから……」
「あ……っ、うっぁ、んっ、ふ……っ」
イヤミはぐちゅぐちゅと舌を蜜口へ挿入し、性急に動かし出す。
無理やり引き出すような快感に桜は次第に高まりを感じ始める。
「イかせてあげるザンス」
「ぁうっ……やめっあああっ!」
息を荒くしながら内股を震わせると、イヤミは舌を外し、桜の中へ一気に三本指を挿入した。
中で指が擦れるように前後させ、痙攣し始めた内壁に当たるように角度をかえる。
「ぁっあっ…やだっ、んっ、やっだぁ、あっああああ……―――っ!」
何度も同じところを擦られ、桜は大きく叫びながら絶頂した。