第20章 トリ
松「…」
櫻「…」
二「似合ってますね」
櫻「嬉しくねーしっ」
相「すごいでしょ!頑張ったもんね~?アタシたち!」
大「ねぇ~♪」
オネエもういいから。
松「…うん。ちょっとやる気出たかも(笑)」
二「アハハハッ」
翔子姫、盛大に苦笑い。
でもホント綺麗。翔ちゃんのためじゃないかってくらいジャストサイズの女物のドレス。さすがにちょっと安っぽいけど、お姫様コス用なのか、ちゃんとお姫様に見える。
首から鎖骨くらいまでガッツリ露わになってる若干エロいやつね。たぶん、ちゃんと女子が着たら谷間が見えるくらいな開き具合で。ええ。ないってわかってるけど、実際真っ平なんだけど…期待させられるデザイン(笑)。
二「ん。潤くんはいいの?お着替えしなくて」
相「マツジュンは~…や、そのまんまでも十分じゃない?」
大「うん。王子っぽいし、今日」
松「え。そおか?」
二「…ふふっ」
今日はね、たまにくる奇抜な方の私服だったから。ま、少なくとも…平民には見えないかな?(笑)