第19章 傷の舐めあい
二「じゃあ、アレだね?今回のは、『お互いの傷を舐め合う勝負』」
大「うん。引き分けね」
二「はいはい。俺はそれで全然いいよ」
そもそも勝ち負けの問題じゃなかったよね?これ。
相「俺らは良くないよ!?」
櫻「いや、いい、全然いいです!これ以上過激なの見せられたらもう。ハードルどころか高跳び勝負みたいになっちゃうからっ。これ以上出さないでっ」
松「お疲れさまでした。ちゃんと撮れたよ~」
そうそう。撮られてんだよ。そういうモノだった。『秘め事』、ね。
でもなぁ~…。怖いよ、なんか。大野さんとって、ホント…秘めることなんてもうないってくらいなんだもん。あとはもう。ガチの最終的なコトくらいか?
いや、そこは超えないけどね、たぶん。二人とも女好きだし。…たぶん。
大「撮れた?ね、俺とニノ、どっちが舌長い?」
松「そこ、気になるの?(笑)」
相「チェックする?」
大「うん♪」
櫻「あとにして!?てか、フツーにPVン時みたいなノリって、おかしくない!?」
松「むしろ通常のPVよりチェックに積極的なのが、俺は気になるけど」
大「…。あとにしま~す」
相「負けたね(笑)」
二「…ねえ」
そんなのいーからさっさと終わらせようってば!!