第18章 激戦
で、交代して今度俺が攻側。同じように、見合って舌出して。俺がヤツの舌を捕獲に向かった。
ら
引っ込めやがったから。わざと。掴みたかったら取りに来い的な顔。
ああ、そう。
言っとくけど、俺だって結構なアレよ。負けず嫌い。
知ってるとは思うけど、なっ!
二「ハムッ」
大「!」
二「クチュッ!ネチッ…チュクッ…」
大「!!」
ハイ、ゲット。
中まで追っかけたら逃げ場ないからね、あちらは。巻き取って強めに吸引したら、諦めて白旗をあげ…いや、舌を垂らした。
で
そのままヤツの舌を挟んで引き開始。
でも絶対向こうのが引く力は強いから…遊び心で、歯を立ててやった。
ら、ホントに痛かったのかビックリしたのか、舌を固くしたまま、慌てて引っ込めた。
大「切れただろ、今!」
二「いや、キレてんのはあなた…」
大「ホントに、痛かったんだからなっ?」
わーお。キレて~る…。
って。そんな、そこまで強く歯ぁ立ててないわ。なのにわざとらしく痛いだの絶対切れてる、血ぃ出てる…
あーもーうるさいっ!!