第3章 『PV』って?
相「なに?おもちゃ箱?…ん、なんだ、小道具じゃん」
松「どれ?…!!」
相「これ…手錠?刑事ものでも撮れってことかな」
二「…よく見ろよ、他のをよく見ろっ」
相「他のって…。えっと…お縄でしょ、これ。あと~…ボール?ゴルフボールか?軽いけど。練習用?」
櫻・松「―――…」
うわ。何で気付かないんだろう、この人。この、異常なまでに凍り付いてる二人の空気に…。
相「これはー…なんだぁ?見たことない俺、こんなの」
大「健康器具?」
相「あー、そうかも。マッサージ用とかのかな。か、筋トレ用?あ、ひょっとしてスポ根モノのPVってこと?」
大「えー?」
普通に嫌そうな顔してのん気に相づち打ってるあーたも!もっと『えー?』なモノが目に入んないのかっ?
相「あとぉー…革の、なんか…ベルト?や、鞭か?これ。サーカス用??んでー…。うわっ!!!」
…ようやく。
怖いもの知らずな相葉氏がホイホイ無造作に取り出してく中に、ついに、わかりやすく完全ピーな物体が出現!!