• テキストサイズ

【ALL】PENTAGRAM(気象系)

第15章 王道!




フッ

二「今更」
松「…だよな(笑)」


ずっと、そうだったろ。そうしてきた。

そして

きっとこれからもそう――…


そう、したい、と思ってるよ。

そうだろう、じゃなくて。


俺は、その背中を、その横顔を、きっと一番近くで見てる。

そのまなざしの指す方向へと、一緒に進もうと誓った日から

ずっと

何度も迷い落ち込み考え込んで、それでもまっすぐ進む強い光を放つあなたを

少し目を細めながら、見てるよ。

この先何があろうとも

きっと


ずっと、ね。




二「ん」
松「ん。…おう」


右手を出したら、迷わず握られた手。そして

松「ん」
二「…。フフ」

間髪入れず、左手を出された。

両手で握手って。ただ交差した手ぇ引っ張りあってるだけじゃん、これ(笑)。

しかも離し時がわからない~。誰か止めてくれ~~~っ。


とか思ってたら


二「ッ」
松「…ありがと」


潔く離れた両手は、すぐに俺をハグして。ポンポンっと、その手が背中をたたく。力強く。

でも、優しく。

/ 146ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp