第13章 逆ミラクル
相「マツジュンのテクも凄かったけどさ。やっぱアレじゃない?この二人の組み合わせなら…」
櫻「だよね。それはそうだ」
大「硫黄島と道明寺!」
相「ね。嵐きっての演技派二人だもん。まともなのが見たいよね」
櫻「まとも…ってどこがどうやったらまともかわかんないけど。まあ、そうね」
二・松「…」
ちなみに俺は“硫黄島”ではないけどな。
どうやら観客はリーダーと潤くんみたいなお芝居モノをご所望。ま、盛大に他人事だから。好き勝手言うよね。
松「演技ねぇ…」
二「じゃあ、まあ。ちょっとテキトーにやってみる?」
松「そうね。とりあえずアドリブで」
相・櫻・大「ヒュー♪」
ホントうっせぇな、外野。
設定も何も決めないまま成り行きに任せることにした。でもまあ、終着点というか、どっかでキスすりゃいいんだから。話は簡単。互いにそういう方向に向かって適当にやりとりすればいいんでしょ。うん。
ま、とにかくやれば!どうにかなんだろ!(テキト~)