第6章 緑×黄
相「この辺でいい?そういう風に見える?」
櫻「光の加減とかさ、もうちょい暗い方が誤魔化しきくんじゃない」
大「あ、そっか。そういうのも好きにやっていいのか」
相「なんかコンサートの演出みたいになってきたね」
大「うん。マツジュンが本気モードだし…」
二「このあたり?」
松「うん、あ、もーちょい…あ、ストップ、あと二、三歩下がってみて!」
相「…本気だね」
大「ね」
櫻「…なんか…ちょっと光が見えてきた…☆」
こんな感じで、場所とか決めて、リハ的なことをやってたわけ。かなり真面目に。特に潤くんが、案の定細かいとこ気になり出しちゃって止まらない。どんだけまじめなの、俺ら。
でも、彼は…暇だったのかな?会議に参加してると思ってたんだけど。
もどかしくなったのか、めんどくさくなったのか、その両方か。
やっぱり火種は裏切らない。