第2章 極秘ミッション?
櫻「えーっと…。あ、ここだな」
都内某マンションにやってきた俺ら。マネージャーもいない、ガチの五人だけ。
二「なに?また何かの番組の企画とかなの?」
大「さあ…」
二「クレーム系はちょっと…勘弁だよね」
大「あ~…。ヤダねぇ…」
相「アレさぁ、メンタル相当やられるよね」
松「翔くん聞いてないの?」
櫻「マジ何も聞いてねぇ。この住所の部屋に行けってだけ」
相「何か今回、特にガード硬くない?」
二「怪しい以外の何ものでもないな」
櫻「ま、行きゃわかんだろ~」
突然よくわかんないままに集められて。まあ、よくあることだけど、そんなの。
五人って時点で、嵐の仕事には違いないから。何一つ前情報なくても、五人だからさして不安は感じない。
別に舐めてたわけじゃないの。俺らはただ…
そう。まだお気楽だった。一人じゃなかったから。