第28章 青×赤
しっかし。狙ったかのようにこの二人なんだな。やっぱね、付き合い一番長いから。言うたら。確実に真逆の人種だけど、そこがぶつからない理由なのかな。何だかんだ、お互い尊敬し合ってるよね、ここは。違いすぎるから?お互いに興味深々だし。相思相愛。
ほら。
大「んんンぅ~…♪」
櫻「待て待て待てっ」
…いや、リーダーの片想いか?てか超積極的だなっ。
しかも
松「…アレは引くだろ(笑)」
相「女子でも引くよ、あんな顔で、唇ウニュ~って突き出されたら。百年の恋も冷めるわ」
てか、完全ギャグだわ。ふざけてんのか?曲がりなりにもジャニーズなんだからさ。もうちょっと頑張れって話よ。
櫻「や、ちょっと…待ってよ。ないの?なんかっ。小芝居とかさっ?」
大「ない。俺はチューしたい。翔くんと」
櫻「!」
大「チュー。しよ」
松・相・二「…」
もうね。聞いてるコッチがかゆくなる。虫唾がいろんなとこ走り回ってるカンジね。うん。
松「相葉くん以上にストレートだな(笑)」
相「リーダー、まさか…本気で?え、そうだったのっ?」
二「そうかもね」
相「マジで!?」
ええ、マジで。
って思えるくらいの迫り具合。まーたオス出してきたよ、あの男。相手が姫のカッコしてるもんだから、勝てると思ってまぁ強気。