第1章 最悪の始まり
いわゆる…
「表は完璧、裏は…ヤクザもん(に関わってる人)」ってやつね…
よくいるじゃん。猫かぶり?
あたしの場合はちょっと違うけど…
ケンカも少々しますし…。そこそこ(いや、かなり)強いかなぁ……
まぁ、問題はそこじゃなく…
改めて…
↓さかのぼること昨夜…↓
「いい加減うちの族から手ぇ引きやがれ!!」
下っ端「そんなこと……グッ…ガハッ…」
「あーはいはい。君は血へどはくまで頑張ったわねっ…と!」
下っ端「あ゛っ…くそっ…引き上げろっ!!!」
あたしは朔夜の片付けそびれたヤクザの下っ端共を片付けていた。