第5章 大人の薬/fj
「フジさん、コレ使ってみませんか?」
そう言いながらフジの目の前に出されたのは得体の知れない液体が入った小瓶。
フ「…ん?何コレ…」
「媚薬です」
フ「え」
さも当たり前のことのように即答したフジの彼女であるはぐいっとフジの方にその小瓶を押し出す。
フ「え?え?急に何?」
「こうゆうのって気になりませんか?」
フ「…気にはなるけど…唐突過ぎて…」
「友達にもらいました。たまには、いつもと違う刺激も必要だとかなんとか言われて」
フ「へ…へぇー…」
「まぁ、フジさんがいらないって言うなら捨てますけど」
フ「いる!!」
思わず食い気味に答えたフジは差し出された小瓶をそのままの方へ押し返すと
フ「が飲んで」
「え…私がですか…?」
明らかに嫌そうな顔をする。
フ「俺はいつだってに興奮するし、が飲んだほうが絶対いいって!」
「…いつだって興奮してるんですか…?」
フ「あ…いやぁ……とにかく、飲んでみて!!」
「…いいですけど…」
そう言って、小瓶のフタを開けグイッと一口で飲み干す。
フ「…どう?何か違う?」
「…別に変化はな……!?」
フ「どした?」
一瞬ピクッと体を揺らしたは
「なんだか…熱くなってきました。それに…」
フ「それに?」
「すごく…フジさんが…欲しいです…」
フ「っっ!?」
思わぬ衝撃発言に言葉よりも先に服を脱がしにかかるフジ。
「はっ…やだ…何もしてないの…に濡れて…」
フ「ぶっ…!」