• テキストサイズ

【短編集】慟哭のファンタジア【HQ】【裏】

第14章 ジャンヌダルク3(及川徹)


あまりにも可愛らしい足が、見ていて更に掻き立てていくものがある。
「ああ、ダメじゃないか、勝手にイっちゃ」
「うううっ、だっ、だってぇ!せんぱいがぁっ!」
「意地悪言っちゃったねえ、ごめんねえ」
よしよしと頭を撫でてやると、は潤んだ瞳で見つめてくる。
油断したのか緊張していた足が緩み、すかさずまた振動し続けるそれを押し付けた。
「ふぁあっ!!?やぁっ!いきなりぃっ!あんっ!だめっ、だめぇぇぇぇ…!!!」
浅く呼吸を繰り返すと、敏感になってしまったはそのまままた水飛沫を上げて果てた。
くたっと力なく椅子の上で力尽きた彼女を解放してやり、整えられたベッドの上へ横たわらせた。
「そうだ、のコスプレが見たいんだった。
やっぱなんか買えばよかったなー」
さすがに今から用意するのは…と辺りを見渡し、ハンガーにかけた自分のジャケットを見つける。
ギャザーの寄った、綿菓子のような下着だけの小さな身体に、それをふんわりと羽織らせ、腕を通させる。
あまりのサイズ違いととてつもなく余る袖が、身体の中心に血液を集めていく。
こっそりスマホを取り出し、迷わずカメラを起動させた。
ピピッという電子音に、が反応する。
「いやぁ……」
力なく恥ずかしそうに否定を口にするが、もう起き上がることも出来ない。
ぞくりと肌が興奮で粟立つ。
ため息すら出そうなほど、胸がつまる。
何枚か押さえてから、ボタンをあえて閉じてみたり、裾で太腿がどのくらい隠れるのか見てみたり、それを撮ったりと楽しんだ。
(あ、もう、俺は変態でいい…)
上にのり、ゆっくり体重をかけ、ぼんやりしているに近付く。
くりくりの目がうつろに淫靡にしているのがたまらない。
赤い頬にちゅっとキスをすると、きゃ、と小さな悲鳴が聞こえる。
「ぁぁ…せんぱい……、せんぱいの香りが、ずっとしてて……がまん、できません…っ」
手をゆっくり誘導される。
思わずごくりと生唾を飲み込む。
「さわっ、て?」
/ 238ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp