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【短編集】慟哭のファンタジア【HQ】【裏】

第12章 ラムネ瓶にのぼる月5(月島蛍)


犬みたいなその姿がたまらず、四つん這いになっているのをいいことに、彼女の後ろに回って、初めてだろう潤った割れ目に自身を突き立てた。
「やぁ!!蛍ちゃ、んっ!!」
急いで振り替えって身体を拒否しようと手を伸ばしてくる。
「何?」
「や、やだ、蛍ちゃん…、こわいから…」
「は?それで?」
既に説得力のないソコに何を言われても。
そう思い、腰を進めようとする。
「やだ……蛍ちゃんの、顔見ながら……その……」
「っ!」
は、本当に僕を振り回すのが上手い。
だから、やっぱり、苛々する。
強く当たったりするけど、それは照れ隠しのようなもので。
「はドMだね。
だって、痛いことや苦しいことされて興奮して、自分からして欲しいなんて言って…」
「ぁ、蛍ちゃん、だから…」
「…ムカつく」
「ううっ、ん、いた……っ」
「ああ、ごめん、指で馴らすの忘れてたね。
でも、は痛いくらいでいいんでしょ?
変態だもんね、すぐ気持ちよくなるよ」
「あっ、ぁぁ…」
痛みに耐えるようにシーツをぎゅっと掴み、脚を閉じようとする。
逃げないように細い腰を掴んで、そのまま彼女の初めての領域を暴いた。
「い、…っ!」
圧迫されたせいで、痛みよりも違和感の方が強いようだった。
僕の服を両手で掴むと、涙を流しながら見てくる。
汗ばんだ額から髪を払ってあげると、少し気持ち良さそうな顔をする。
息が整うのを待って、やっとこちらも少しずつ動く。
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