第36章 主よ甘き日々を終わりまで7(烏養繋心)
「はぁぁっ…」
胸の飾りをちゅ、ちゅ、と吸われるだけの刺激を続けられて、呆気なく飛沫を上げながら果てる。
お腹をゆっくりなぞられるのも擽ったくて気持ちよくて、お布団に敷いてもらったバスタオルが濡れていく。
「は、ぁ、っ」
肩で息を整えて、なんとか続く刺激に耐えようとシーツをぎゅっと握り、全身に力を入れて新たな波を抑える準備をした。
どんどんはしたなくなる自分の身体が嫌になる。
でも多分、こんなふうになってしまうのは、前より好きという気持ちが大きくなりすぎてしまったせいもあると思う。
柔らかい舌が芽を潰しながら割れ目をなぞる。
擽ったくて背筋が寒くなるのに、お腹は熱くて、今にも下から何か出そうになる。
「あっ…!!だめ、はなして…きたないからぁっ…!!!」
我慢できなくて全身を痙攣させながら出てくる水分を吸われる。
「大丈夫だ、見せろ」
恥ずかしいのに、抑えられなくて。
腰がずっと震えている。
奥がきゅっと締まって、いつものカタチを求めている。
まだ息を整えているのに刺激を止めてくれなくてまた身体が果てる準備をする。
「あ、あ…あっぁぁぁ!おねが、やめ、やめてぇ…!!」
すぐに次の波に飲まれて、また熱が溢れていく。
目の前に繋心さんがいるのに、すごく近いところで下の口がぱくぱくしているのを見られてしまって、恥ずかしくて全身が熱い。
またうつ伏せにされて、後ろからじゅくじゅくといじられて、一番深いところを刺激されて…。
もう声が勝手に上がるのを受け入れるしかない。
後ろから回されて抱き締められるのが嬉しい。
一番奥の入口がこじ開けられるように動かれると、少しの痛みと、今まで感じたことがない何かが押し寄せる。
「ま…まって…!!こわい、こわい!こわいっ…!!!」
枕にぎゅっと抱きついて、襲ってくる波を耐える。
全身がびくんびくんと一際大きく跳ねて、太腿がどんどん濡れていく。
「ん…は、ぁぁ…」
ちゅ、と音を立てて舌を吸われる。
少しだけビールの味がする。
全身が敏感に反応して、ナカの楔を締めては一人で達してしまう。
また激しく奥を擦られ、甘い声が漏れてしまう。
「ひぁぁっ…!!は、あっん…!!!」
ぎゅうぎゅうと規則的に絞るようにナカが勝手に締まると、入口をこじ開けられ、そこでドクドクと脈打つのを感じた。
「く…!」
掠れた苦しそうな声が好き。
もっと聞きたい。