第35章 主よ甘き日々を終わりまで6(烏養繋心)
「んんん!!らめ、らめ…っ!!おかしくなる、からぁっ!!」
深いソレを受け入れ、ビクンと一際身体が跳ねる。
まだイってる最中なのに無理やり舌を絡めると、またナカが繰り返すように締まって気持ちよさそうに顔が蕩ける。
そんなにヨかったのか、同じことを繰り返していると、甘い声がしたあとくたっと胸に体重を預けられ、のぼせたように身体が熱くなった。
正直過ぎるナカが絞り取るように蠢き、情けなく吐精した。
まだ呼吸を整えているのに、もう欲しくなって下腹部が熱くなる。
「悪ぃ…」
そのまま乗っているを布団に下ろし、うつ伏せにして早急にまた挿入れ、尻を持ち上げるようにして乱暴に打ち付けた。
「やぁ!あぅ、あ!あっ!あっ…!!!」
枕に顔を埋め、くぐもった声が辛うじて聞こえる。
「だ、だめ…!また、またこわれちゃうぅ……!」
ぽたぽたと股の間に液が滴り、シーツにシミを作る。
「は、あ、あぁあっ…ん、あっ……!!」
角度を変えてもどこを突こうが気持ちよさそうにナカがうねる。
「ぁぁぁっ!ま、た、またきちゃう…ううっ…!!!」
連続で果て、つま先から頭まで受け入れるようにひくひくと反応している。
密着するように背中に身体を乗せ、より深く挿入できるようぐいぐいと奥の入口めがけて動く。
「あぁぁぁぁっ!!!」
珍しくから一際大きな声が上がると、こちらも限界を迎えた。
最奥の入口に頭を擦り付け、ゴム越しに吐き出す。
本当ならこのままナカにたっぷり吐き出して、そのまま既成事実とやらを作って一生自分の物にしてしまいたい。
そんなどうしようもないことを考えながら、動けなくなったを膝に乗せた。
また余裕なかったな、とため息を吐き、次までにどんなことをして求めてもらおうか考えた。