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【短編集】慟哭のファンタジア【HQ】【裏】
第33章 主よ甘き日々を終わりまで4(烏養繋心)
少しやりすぎたか、と片付けをしながら寝ている彼女を伺う。
自分の半分くらいしかなさそうな小さな手を改めて取った。
いつか、彼女からこうして触れてくれることはあるんだろうか。
それにはもしかしたら、物凄い忍耐が必要かもしれない…。
頬を触れる手が余韻のせいで熱い。
こうして触れられながら、欲しそうに名前を呼ばれなんてしたら……。
もしそうなっても、忍耐力は必要だな…。
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