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【短編集】慟哭のファンタジア【HQ】【裏】

第18章 蜂蜜レモネード2(影山飛雄)


「は?このまま…?」
凄く中途半端に火照った身体だけを置いていかれた。


部活前の部室に寄ると、さんは既にいた。
準備をしていたようだった。
「さん、さっきのは……」
つい声を掛けて、一気に後悔をする。
また別のことで脅されるかお願いされるか。
さんと二人になるのは危険だと、後から思った。
しまった…、という顔をしてしまったのか、さんは一瞬だけ笑う。
そして、部室の鍵を閉める。
「…っ」
「鍵は、私しか持っていないから」

ベンチに座らされ、さっきから戻らないソコをまた同じように弄られる。
「考えて、くれた?」
「なんの、ことですか?」
裏筋にやわやわと指を這わされる。
時折触られる袋や、頭の割れ目が、ゾクゾクと背筋に通る。
「試合の、こと」
「そんな、ダメっすから…っ」
「お願い…」
また口内へ誘導され、じゅるじゅると音を立てられながら吸われ、先端に舌を差し込まれる。
「あっ……さん、で…っ!」
出そうだ、という言葉は、根元を抑えられると同時に消えていく。
「条件飲むまで、イかせないから!」
「さ、ん…」
「飲むなら……最後まで、しよ?」

初恋の異性になんでこんなことさせられているんだろうか。
なんて、ツラい選択なんだろうか。
「さん……、っく…、もしかして、さんがこの後怒られる、とか?」
「!!」
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