第2章 先生
4月。
新学期が始まった
「あれ?結那ちゃん授業始まるけど、、、」
後ろの席の沖田総司
1年の時から同じクラスで彼は女の子からかなりモテる
剣道部所属 かなりの腕前
1年の時よく遅刻をしていたせいか土方先生に呼び出される事の多かった私達は自然と仲良くなり今では付き合ってるんではないかと噂がある
「眠い、、、伊藤先生の授業だしパス」
「そう、じゃあ体調不良って言っておくよ」
「ありがとう総司」
「おい、総司は結那を甘やかすな」
クラス委員で風紀委員の斉藤一
しっかり者で責任感のある
沖田と同じ剣道部所属
剣道部では沖田に負けないほどの腕を持つ
そんな斉藤だが体育の授業で結那と剣道の勝負をし負けてしまった事から結那と絡むようになった
「いいじゃない結那ちゃんは授業出てなくても点数とれちゃうんだもん」
「いや、流石にそれは私には無理だけど
後で一君がノート見せてくれるでしょ?
私伊藤先生嫌いなんだもん、、」
「まったく、確かに俺もあの先生は苦手だが、、、
土方先生の授業には出ろよ?」
「はーい」
結那は教室を出てどっかに行ってしまった
「何だ、、、一君も結那ちゃんに甘いじゃん」