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学園薄桜鬼

第5章 気持ち


その頃結那は、、、


「アンタでしょ?

沖田君の彼女」


「は?私が総司の彼女?

ないない!」


「じゃあ何でいつも一緒に居るのよ!

もしかして沖田君のこと好きなの?

それでいつも沖田君に付きまとって」


「なにそれ、馬鹿じゃないの」


「「「てめぇ」」」」


彼女達は結那の放った言葉に逆上し

結那の髪をつかみお腹を何発か蹴った

ただ結那は何事もなかったような顔をしている


「この女だけは許さない」

彼女達のうちの一人が結那の顔を殴った

殴られた衝撃で結那はバランスを崩し転倒してしまう


「この女威勢よく入ってきたくせに弱いじゃん

後輩にいいところ見せたかったの?」

「だっさーい!」


「ねぇ」

「は?」


「もういいかな?」

結那は立ち上がり
制服についた砂を払う


「あんた、まだ懲りないの?」


「さっきからなんなの?

私が総司と仲良くして何が悪いわけ?

私があなた達に迷惑かけたかしら?

そんなに好きで誰かにとられたくないなら

告白したら?

まぁあんた達みたいな小さい人間にそんな勇気もないだろうけど」


「白石、あんただけは本当に許さない」


するとまた結那の髪をつかむ

だが結那はその相手の胸倉をつかんだ

「さっきから髪つかむのやめてくれる?」


結那は相手を睨み言う


「それと、二度と雪村さんに近づくな

私の後輩泣かせたら私があなた達を許さない

そして二度とその面私に見せんな」



「先輩に向かってそんな態度とってんじゃねぇよ」

彼女も負けじと反発する

結那は胸倉をつかんでいる手とは反対の手で

彼女の髪をつかみあげる


「先輩?

もっと先輩らしい事してから言えよ

ばーーーーか」


結那は手を離し彼女達から離れ剣道場に向かう

彼女達は威圧的な目をしていた結那に怯えていた
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