第5章 気持ち
「ちょっと!聞いてんの?
先輩の言う事は聞きなさい?」
何も言い返せないで怯えている少女に彼女達は
楽しげに笑っている
そのうちの一人が少女の髪をつかんだ
「こんな髪型しちゃって
リボンつけて可愛さアピール?」
「いたい、、、やめてくだ、、、、、「雪村さん?」」
「先輩」
「白石!!!」
「雪村さんここで何やってるの?
もう部活始まってるはずでしょ?
こんなところでサボってないで早く行きなさい」
結那は冷たく言い放つ
「邪魔すんなよ白石」
「邪魔しました?
ごめんなさい気づかなかったですー」
「なにその馬鹿にした態度
むかつく」
雪村千鶴を囲んでいた彼女達の標的は結那へと変わった
「雪村さん何やってるの?
早く行きなさい!」
「は、はい!!!」