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黒子のバスケ  ~俺の愛する人たちへ~

第32章 私の王子様 ~赤司征十郎~


赤司side


少し遅れてしまったな・・・

「!?」

あれは、香音のケータイ!?なぜそこに落ちているんだ!?

「そこにいた女の子なんか男に絡まれていたんだなんだか、すごくガらが悪くてねぇ」

「おばあさん!どういうことですか!?」

「あっあぁ、なんだか金髪のロンゲの男たちの集団にすごくからまれていてねぇ本人はすごく嫌がってたけど・・・最後はなんだかどこかを殴られていてつれていかれたようだ・・・」

「その男たちはどこに行きました!?」

「あそこの黒いビルに行っていたようだよ」

「ありがとうございます!」

くそっ!僕のせいだっ! 僕が遅れたせいで・・・
あそこの黒いビルはタチが悪い奴らがたむろっていると有名だ
香音に何かがあったら僕はきっと死んでしまうだろう

僕は全力でビルに向かった

バンッ!

勢いよくドアを開けた先には縛られている香音がいた

「香音っ! おい香音を返してくれるかい?」

「征君!」

「おいおい!例の彼氏さんかぁい? 残念だけどこの子を返すわけにはいかないね。この子は今から売り物になるからねぇ」

「ふざけるな。返せと言ってるだろう」

「いいよじゃあ俺たちを倒せたら返してあげるよ」

「どうやら、君たちはどうなってもいいようだね いいだろう」

「やめてっ!征君!怪我したらどうするの!?」

「僕の心配はするな」

そうして僕は相手に向かった
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