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君と僕は恋人よりも。
第1章 転校生
「え?」
「え?」
驚く五月に私もつられる。
「え、見えんの?!」
そう言って、タトゥーらしきものが入った頬をおさえる五月。
「え??」
やっぱり、普通は見えないんだ…
「何なの?その薔薇」
「…話すと長くなるからまとめるけど、」
ためらいがちに切り出す五月。
ドキドキ
「俺、神の使いなんだ」
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