第12章 彩雲
「え…?」
そんな答えが返ってくると思ってなかったのか、翔くんの目が真ん丸になる。
その顔
すっごい可愛い♡
「だってさ…」
チラッと俺の手を繋いでる手錠を見てから。
俺は口を大きく開けてみせた。
「翔ちゃんの…食べたい♡」
「智くん…♪」
語尾が、嬉しそうにちょっと上がったのは気のせいじゃないよね?
翔くんはベッドからぴょんっと飛び降りると、いそいそと着ていたシャツとズボンを脱いだ。
現れた迷彩柄のパンツの真ん中は、はっきりきっちり盛り上がってる。
つーか
また相葉ちゃんにもらったパンツ履いてるしっ!
今度の誕生日は、大量のパンツをプレゼントしてやろ~っと♪
「ねえ…早くその大っきいの、ちょーだい♡」
手錠をカチャカチャと揺らしてお強請りすると、すんごい嬉しそうに笑った。
そうして、見せつけるようにゆっくりとパンツを下げる。
ぴょこんっと元気なのが飛び出してきて。
思わずゴクンと喉が鳴った。
「じゃあ、最高に気持ち良くしてね♡」
「うんっ!」
もう一度大きく口を開けると、翔くんが俺の顔の上に跨がって。
根元を支えて、勢いよく俺の口の中に突っ込んできた。
「んぐっ…」
あんまり勢いよかったから、思わず嘔吐いちゃったけど。
口の中、翔くんのがいっぱいになって。
すっごい幸せ♡
「あぁ、智くんの口ん中、気持ちいい…」
まだ咥えただけなのに、翔くんがそんなこと呟くから。
唇にちょっと力を入れて、舌で鈴口をペロッと舐めてみた。
「あぁ…それ、いい…」
ゆらりと腰が揺れて。
自分で動きだした翔くんを離さないように、もうちょっと唇に力を込めた。