• テキストサイズ

kagero【気象系BL】

第11章 朝暉


【智】

「あっ…あぁんっ…翔くん、もっとぉっ…」

翔くんの『いちもつ』が感じるとこを突っつくたび、甘い痺れがそこから生まれて、体中を駆け巡った。

「くっ…智くんっ…締めすぎっ…」

ちょっと苦しそうに眉を寄せた翔くんの顔には、汗がたくさん噴き出してて。

それが雫となって、雨みたいに俺に降り注ぐ。

「ねぇっ…もっとぉっ…」

もう、俺の頭ん中は翔くんがくれる快感のことしか考えられなくなって。


早く

翔くんとひとつになりたくって


両足を持ち上げて、翔くんの腰に絡みつけた。

「ちょっと…!」
「ねぇっ…早く、イコぉよっ…」
「んな焦んなって…!」
「だってぇっ…」


もう我慢できないもんっ…!


その時、ベッドと背中の隙間に翔くんの腕が入ってきて。

そのままひょいっと体が浮き上がった。

「わぁっ…」

慌てて翔くんの体に抱きつくと。

次の瞬間にはぐるりと視界が回って、なぜか翔くんと向き合う格好に…。

「…智くんのイク顔、ちゃんと見たい」
「あんっ…」

ニヤリと笑った翔くんが、下からズンッと突き上げてきて。

反射的に仰け反りそうになった背中を、強く引き寄せられる。

「見せて?智くんの最高に気持ちいい顔♪」
「んっ…翔、くんっ…」

ベッドがギシギシと軋むほど、激しく突き上げられて。

もう早くイキたくて仕方なくなって。

今にもはち切れそうに硬くなってる自分の『いちもつ』を握った。

「しょ、くんっ…も、イク…」
「うんっ…一緒に、ね…?」

翔くんの動きに合わせて握った手を上下に動かすと。

体の奥底から、ぐーっと迫り上がってくる。

「あっ、あっ…も、イクよぉっ…」
「っく…智くんっ…俺もっ…」
「あ、ぁ、ぁ…イク…イッちゃうっ…!」

トドメとばかりに、翔くんの『いちもつ』が俺の最奥に突き刺さった瞬間。


頭ん中

でっかい花火が打ち上がった


/ 351ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp