• テキストサイズ

kagero【気象系BL】

第7章 湖月


【潤】

言葉とは裏腹に、
智の身体はもう俺を欲して火が付いている。

そうだよな??

反り返った茎を上下に扱けば、
智は切ない声で鳴き、
その先からは、透明な先走りをダラダラと溢れさせた。

「智…感じてるんだろ?…気持ちイイよね?」

「…ああっ…潤…お願い…もう…」

「もう?…もう何?イキそう??」

「……もう…やめて…」


「嘘だっ///こんなに感じてるくせに//
こんなに俺を欲しがってるくせに…素直になれよ!」

俺は、怒りで身体と声が震えた。

両脚を大きく広げ、滾りのその奥にある孔の周りを数回撫で、一気に奥に指を差し込んだ。

「やあああっ///痛っ…」

「大丈夫だよ…直ぐにヨクなるから…」

口では抵抗の言葉を吐きながらも、
智の身体は、俺の施す刺激のその先を求めている。

その証拠に、腰が前後に揺れ出している。


……もう直ぐ、智は堕ちる…
いつもみたいに…俺の中に……


片脚を肩に担いで、更にソコを晒して、
俺は指を抜き差ししながら、
尖らせた舌先で、その周りを舐めた。

「やっ///…ぁぁ…んぁ…」


智…好きだよ…

智…愛してる…

お前は俺だけのものだ…

あの人なんかに渡さない///


中に埋め込んだ指先で、智のあの場所を擦った。

「やああぁ///」

智の身体は小さく跳ね、
孔は指をきつく締めあげた。

「智…智、可愛い、綺麗だよ…愛してるから…」

ソコばかりを休みなく攻めれば、
智の茎は、ダラダラと蜜を垂れ流す…


「…あぁ…潤…やめっ…んんんっ…」

もう少しだ…後少し追いつめれば、
智は堕ちる…

「…あ、あ…潤…もう、俺…」

イク寸前で、俺は両手を一気に止めた。

「えっ?」

不安そうに眉を下げた智が、俺を見つめる。


「智、イキたい?」
「……」
「イキたきゃ、強請って…いつもみたいに…」

智は今にも泣き出しそうな目で、俺を見つめた。

/ 351ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp