第3章 発想と創造の協奏曲
そして私達も外へ行き、川で食材を調達していた。
田所「うぅ...急いで釣り上げて調理に入らないと、メニューはどうしようか
創真くん、千秋ちゃん...」
千秋「イワナやニジマスなら塩焼きとか煮付け...?
全部私の苦手な分野だけど。」
想像しただけで丸焦げになった魚達が目に浮かぶ...
田所「ああ!あしらいもか考えなきゃ、山菜か何か探さないと!」
と、恵ちゃんはオロオロとしながら言い、それに対して
川で釣りをしながら創真くんは
幸平「でもさー多分皆そんな感じでくるだろー?何かもうひと工夫
してーなぁ...」
と言う。確かに皆と同じ料理を出しても、そう簡単に
合格させてくれるものなのか...?
田所「そ、そんなこと言ってる場合じゃないよー!!とにかく料理を
完成させなきゃ!」
千秋「まあ、その通りなんだけどねー。」
幸平「んー...。」