第13章 A&M
M side
「どうして欲しい?」
「……」
「……言って?」
「……ぎゅってして……」
「それだけで良いの?」
「…………キスして……」
本気で怒ってたわけじゃない
仕事中とはいえ全然かまってくれなくて
他の人と楽しそうにしているのを見てモヤモヤした
だから我儘言ってちょっと困らせてやろうとしただけ
でも結局最後は雅紀のペースなんだ
抱き締められればモヤモヤはおさまるし
触れられたらもっとしてほしくなる
甘いキスをされればその日のことは許してしまう
惚れた弱みだな……❤️
「……んっ……やぁ……まさ……」
「ここでしょ?」
「……やだっ……そこダメっ……」
「嘘ばっかり。ここがイイの間違いでしょ笑」
「あぁぁっ……イくっ……」
俺から離れないでね
雅紀❤️
End