第3章 O&M
「……潤?」
何で……
「……何でもっと早く言ってくれなかったの……?」
「ごめん」
「俺はずっと体だけなんだって……代わりでしかないって思ってたんだよ?」
「悪かった」
抱き締められた
既にこぼれだしていた涙が溢れて止まらない
ぎゅっとしがみつくようにして肩口に顔をうずめると、回された腕に力が込められた
「……潤……好きだ。俺と付き合って欲しい」
涙で言葉にならない
返事のかわりに腕に力を込めた
大野さんは、俺が落ち着くまで背中をポンポンとあやすように叩いてくれていた
「……ねぇ、抱いて……?」
「……いいの?」
「"俺"を抱いて?」
大野さんはとても優しく抱いてくれた
キスされて力が抜けた俺の服を脱がせ、全身にキスを落とされる
もうそれだけて感じてしまって体が震える
俺のモノに触れられた時にはもうイってしまいそうなくらい大きくなって蜜があふれだしていた