第2章 A&O
そんな時に助けてくれたあなた
生きているのか死んでいるのかもわからないような状態だったところを救ってくれた
太陽みたいな笑顔で大きな優しさで包んでくれた
初めて人の温かさを知った
軽蔑していた愛の素晴らしさを知った
あなたとの未来を求めた
「智?なにぼんやりしてんの?」
「昔のこと思い出してた」
「昔?」
「雅紀に会う前のこと」
「もう忘れなって。楽しい思い出じゃないでしょ」
「……あの時雅紀に助けてもらわなかったら、どうなっていたのかな……」
「考えちゃダーメ!」
「あっ……ちょっ……んっ」
「ねぇ……このまま抱いていい?」
「……うん…抱いて……?」
ありがとう
「んっ……ぁんっ……やぁ…………」
あなたに出会えてとっても幸せだよ
「んぁっ………もっと……」
大好きだよ、雅紀……
End