第4章 身長差/ky
キ「かわいい。必死に俺にキスしようとしてる、すげーかわいい」
「なに…普段かわいいとか言わないのに…」
キ「本当にかわいい」
「やめてよ…恥ずかしいじゃん…」
キ「こうゆう事出来んのって身長差あるからじゃん?」
「ほぼ強制だったじゃん…」
キ 「俺が何よりもが一番好きなんだから、それでいいじゃん。身長なんて関係ねーだろ?」
とてつもなく意地悪な笑顔で言ってまたちゅっと口付けられる。
「はぁ…ズルいってば…」
キ「そんなズルい俺が好きなんでしょ、ちゃんは? ん?」
「………すき…」
キ「あれー?素直じゃん」
「うっさいっ…」
言いながらキヨの胸を殴ってやる。
いってぇーとか言いながらもどこか嬉しそうなキヨが腹立つけど、確かに身長差なんて小さな悩みだったのかもしれない。
いつも前向きなキヨと一緒にいたら毎日楽しいし、私だけこんなに悩んでたのがなんだったんだろって思える。
それもキヨのおかげかな…?本人には絶対に言ってやらないけど。
Fin