第4章 身長差/ky
言いながら私を抱きしめるキヨは
キ「、俺との身長差気にしてんだろ?」
「!」
思わず顔を上げた私の唇にちゅっと軽いキスをすると
キ「そんなの大した事じゃねーだろ。第一と身長で付き合ってるわけじゃねーし」
「キヨ…」
キ「、はい、立って」
「…は?」
予想もしない言葉に唖然とする私をよそにキヨは床に座っていた私を半ば強引に立たせ
キ「からキスして」
「!…なんで…?」
キ「いいからっ」
突拍子もないことを言うキヨに驚きながら
「いいからって…今、身長の話したばっかでしょ?届かないって…」
キ「あ、キスはしてくれるんだ」
「なっ…しないって…!」
キ「して?」
少し威圧的に言われ、仕方なくキスしようと…
「ちょっと…立ってたら届かない…!キヨ、屈んで…」
キ「しゃあねーな…」
そう言いながらも腰は折らずに私を上から覗き込むように首だけ下げる。
「あー…もう…届かない…っ」
意地悪なキヨはこれ以上協力してくれないんだろうなと諦めて、私は必死にキヨの首に腕を絡ませ爪先立ちで
「…っ…んんっ」
キ「ん…」
「はっ…もうっ…キヨ、意地わ…えっっ」
思いっきりキヨに抱き締められる。