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オイルマッサージで初中イキ!私開発されひゃいましゅうう♥♥♥

第1章 ♥



いっぺんやってみたかったのよ。やっぱり体型は気になるし。

というわけで私こと桃浜は、雑居ビルの地下にある、小さなマッサージサロンの前に立っていた。
オイルマッサージ、体験してみたいと思います。

ちょっとドキドキするね。初めてだからねこういうの。
でも迷っててもどうしようもないんで、勢いよくドアを開いて中に入った。ドアベルがコロロンコロロンと鳴った。


「いらっしゃいませ」

カウンターで私を迎えたのは、黒シャツに黒いズボン、スラリとした背格好の……男性

え?男?

ちょっと待ってこういうのって普通女の人じゃないわけ?男にマッサージされるとか恥ずかしいんですけど。ちゃんと店調べてから来ればよかった…。
今から「男性じゃちょっとアレなんで帰りま〜す」とかできる訳もない。渋々と私はカウンターに向かった。

「ご予約されてますか?」
「あっ、いえ、してないです」

すればよかった。そしたら男がいるってわかって中止できたのに。
さびれた店で客少なそうだからって予約サボった私がバカだった。

「コースのご希望はございますか?」
「あ〜、全身60分コースで…」
バカ正直に言ってしまった。足揉み20分とかに変えりゃよかったと、言ってしまってから後悔した。

「ではこちらの問診票に記入してお待ち下さい」

男の人は、いかにも事務的って感じの対応だった。ニコリともしないし、接客業者がそんなことでいいのだろうか?

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