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〘轟焦凍R18〙初めての愛を集めて

第2章 *路地裏*




(個性が切れたのか……?)


凍って白くなっていた睫毛も本来の色を取り戻し、顔色も少しだけ良くなっている。


目の前のヴィランを見ると、その口元から白い息がフッと零れた。コイツもまだ生きている。


この二人を凍らせたヴィランがまだ近くにいるかもしれない。


なら、コイツの氷が解ける前に。

連れていくなら今しかない

警察の到着なんて待っている暇はない。



俺は少女の体に自分のジャケットをかぶせて背中に乗せ、学校へと急いだ。
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