第4章 *必然的個性*
面構「マニュアルくん、隣の病室に月城ユイさんという女の子がいるはずだ。連れてきて欲しい」
マニュアル「はい」
(ユイ……?ユイはこの件に関係ねえだろ)
「失礼します…」
少ししてから部屋に来たユイも何のことか分からないと言った様子だ。
「初めまして。私は保須警察署署長の面構だワン」
「ワン……あっ、私は月城ユイです。よろしくお願いします」
「ここに呼ばれた理由はお父さんから聞いているかな?」
「父から連絡はまだ来てないですけど…」
「そうか。では今から話すことはお父さんも了承した事で、機密事項だと言うことをわかって欲しい。君達も、その時が来るまでは絶対に他言しないようにして欲しいワン」
飯田・緑谷「はっ、はい」
「では単刀直入に言おう」
「月城ユイさん。貴方は雄英高校1年A組に編入してもらうワン」