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藍色の糸

第5章 藍色の糸 五


何故だ。学園来て月日が経って、成長したと思ったのに…!!

尾浜「 結ちゃん!!この浴衣よくない?」

てか、本当この学園の教訓『有言実行』『即行動』だろ。

雷蔵「この模様も可愛いよ〜」

まぁ、教訓知らないんだけど… 何だろ、何だっけ?

竹谷「これもよくない?」

結「うっさいでハチ!!」

竹谷「えぇ!?ごめんなさい!!」

結局私は五人に連れられ、浴衣を買うことになった。

結 「出来れば安いやつで…」

三郎「 結、これ三万だってどう?」

結 「買えるかっ!!」

兵助「なぁなぁ、この後豆腐食べない?」

結 「食べません。」

私の為に決めてくれるのは嬉しいが、もう少し大人しく決めようよ…

女子並みに騒ぐ男子五人を横目に自分は綺麗に並べられた帯を見た。

結「あ…」

帯が並んでいる隣に一つだけある糸が気になった。

何故此処に糸が?しかも一つだけ。

その糸は学年色の藍色と同じ色をしていた。

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