第5章 藍色の糸 五
尾浜がどうしても六人で行くんだと駄々をこねた結果、夏祭り行くために学園に残ることにした。
結「夏祭り楽しみだなー」
竹谷「 結ちゃん浴衣持ってるよね?」
結「え?」
三郎「あー、浴衣出さなくちゃな」
尾浜「浴衣どこ仕舞ったっけ?」
兵助「勘ちゃんのは俺のと一緒に仕舞ってあるよ。」
雷蔵「三郎のも僕のと一緒に仕舞ってあるよー ハチのは知らない」
竹谷「えぇ!?」
結「ちょっと待って! 私、浴衣持ってないよ?」
五人「…え?」
結 「…何その有り得ないって顔…」
三郎「買いに行くか。」
結 「いや、私私服で良いし!浮くかも知んないけど私服で良いから!!」
雷蔵「 結ちゃん、いくよ? 」
結 「…はい。」
その日の放課後、皆に引きづられ浴衣を買いに行く事になった。