【ペルソナ4】 Shining one Day by day
第10章 【短編】No.5'coffee
「さっき、おじさんにコーヒー淹れて貰ってました」
「そうか、睦月。苦いの飲めた?」
「ミルクと砂糖貰って入れました。そう言えば先輩もミルクと砂糖、沢山入れるんですね。さっきおじさんから聞きました」
「うん、普通はブラックでも飲めるんだけどね」
「え?どういうことですか?」
「叔父さんのコーヒーって、いつも濃く入れすぎるから苦い」
「は・・・!どおりで苦いと思った!・・・でも、温かくて美味しかったなぁ」
「睦月が美味しかったって言ってたと叔父さんに伝えておく。きっと喜ぶよ。あの家でコーヒーを入れるのは、叔父さんの役目、らしいから」
「先輩、またおじさんにコーヒー宜しくって、伝えて置いて下さい」
「あぁ。帰ったら伝えとく。それじゃあおやすみ、睦月。・・・コーヒーの後だから、眠れないかもしれないけどね」
終