第2章 寮生活
「…説明しろ、それによって爆豪を謹慎させねぇと行けないんだからよ。」
確かに女子生徒と男子生徒の揉め事だと男子生徒の方が責任重いよねーっていう話を相澤先生としております…
『昨日…痣が出来てたじゃないすか。…いとこの個性は棘。あれは相手を致命傷にさせるだけじゃなく、1人だけ。マーキング…跡をつけることができるんですけど、それ広がるんです。広がる前に止めないと汚染されてその人のことしか考えられなくなるんで…』
「だから爆豪に…あー。分かった。そいつは敵か。こっちでも調べてみる。しばらくは安静にしてろ」
…って言われたけど。
爆豪いないし、歩きにくいな…
力でないわ。
あいつまじどこいった激おこだぜ。
「亜依さん?」
『百…』
まじ情けない…男の状態だったらこんなことないのに
痣のせいで使う力もねぇ。
とりあえず百の部屋まで運んで貰った。
『うち、ずっとみんなを騙して…』
「…亜依さ…亜依。」
急に改まってどうしたんだろう…
…ッ!
『待って!?なんで脱いでるの!』
「私、初め見た時から亜依に一目惚れでしたの。好きな相手の性別が変わったところで皆様狙っているのは変わりありません。そして、その相手がベッドの上で身動きが出来ない…よってやることはひとつ。」
『ッんな!?ひぁ…』
服が剥ぎ取られてそのまま自分でも触らない胸を触られる。
これ、ダメだ…力が入らないし
頭がぼーっとする。
「…亜依。これ飲んでください」
…?
こんな時にココア?まぁいいけど…
普通に美味しい。ただの嫌がらせか?
嫌でも一目惚れって言ってたし百に限って
そんなことしないだろうし…
あ、れなんか…眠…
「少しだけお眠りくださいね」