第3章 二口女 ≪前編まで公開≫
幕間
こちらのページではキャラクター紹介をいたします。
オリジナルキャラクターがわんさかと登場るるため、またそのキャラクターたちの書ききれない部分を説明するページでございます。
先を急がれるお方は次のページへお進みくださいませ。
〇薬売り
薬売りの男
〇千咲
香を使った呪いと使う。
薬売りの力に興味を持ち、また自身の妖、モノノ怪を癒す目的のため旅をする女。
丁寧な口調を本人は意識して使用するが、とっさな時はそうはいかない。
〇薬屋のおじさん
目がぎょろぎょろと怪しい腑に気を持つ男。
口数少ないが、この町のことを大切に思っており、巷で噂の被害者を減らしたいと願っている。
〇ぼさぼさな用人
麿雪の屋敷の雑用や町の巡回をしている。仕事に誇りを持ち真面目に取り組んでいる本人だが、外見は見るからに不潔な男。
ぼさぼさに伸びた髪と髭を持つ。屋敷の紋章が入った羽織は本当に大切に扱っており、皺ひとつない。しかし着物はよれて、草履はボロボロ。刀は腰に差しているが、実力は…
〇館の主 麿雪
蛙のようにずんぐりとした胴体と大きな口を持つ男。
「いかんこと」が口癖で、よく頭を抱え悩ませている。
自身が納めるこの小さな田舎町をこよなく愛する。さらに上のこの一帯を治める大名にはうまく付き合い、民を守っている。
〇夫を殺した?女
用人によって発見され、麿雪の屋敷へと運ばれた時から眠ったまま。
薬売り一行がこの町にたどり着いた数日前くらいから、この状態が継続している。
それでは、二口女 後編 お楽しみくださいませ。