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【ヒロアカ】"無個性"だけどヒーロー科

第17章 「事件」



そして、轟は別の疑問も抱く。

これ程までに隠されていた事件について、なぜ父親が知っているのだろうか、と。

ヒーローとして知っているだろう、と訊いたのはカマかけである。
担任である相澤や、オールマイトとこの学校に入る前からの知り合いであるかのような態度に、思うところがあったからなのだ。
そして実際、この勘は当たっていたし、職場体験に行かないというのも気になっていた。

職場体験というのは、学校のカリキュラムに組まれている。だから、この授業を取れなければ単位は取れないし、そうなれば留年してしまう。

流衣なら分かっている筈なのだ。
それでも尚、職場体験を放って、且つ「学校でする事がある」。

それを相澤は知っている様子だった事もあって、それに加えてエンデヴァーの強ばった表情。









そこから導き出される結論は──



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