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【ヒロアカ】"無個性"だけどヒーロー科

第15章 特別な少女



「おはよう」

相澤が教室に入った瞬間、皆着席し静まった。

「相澤先生、包帯取れたのね。良かったわ」
「婆さんの処置が大袈裟なんだよ」

──わかり易いな。

言いつつ流衣の方を見ると、ピクリと小さく反応していた。
関係が露見しないよう、大袈裟な反応をしないように控えているように見えた。
前回注意した事を守っているのだろう。

その従順さが子犬のように思えて、少し可愛い。

「…んなもんより、今日の"ヒーロー情報学"、ちょっと特別だぞ。………コードネームを考案してもらう」


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