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Aufregung

第2章 第2章 彼との出会い


飛び出したのはいいものの、行く宛もない。
頼れる人も居ない。
途方にくれて路地裏を歩いていると、血なまぐさい匂いがする。下を見ると、赤黒い液体が点々と道に垂れていた。
辿ってみると、スーツを着ている男と、スエットをきている男がいた。
スエットの男の手には人とだったと思われるものがある。
ぞくりとした。
怖い。体が震える。
だが、気になる。とても気になる。
異常だとは思うが、私は彼らにとても興味が湧いた。
私には明るい未来もお金もない。
死ぬぐらいなら少しでも楽しんで死にたい。
私はその男達をおってみることにした。
幸い、男達は私には気がついていない。
距離をとりつつ、男達について行った。




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