あなたがスキ【銀魂短編集&リクエストお願い致します】
第1章 好きだよ【神威】
______第七師団
「春雨の雷槍」と恐れられている。
第七師団団長『神威』は、ある一人の女から好意を寄せられていた。
サイド
『団長!!』と、私は声をかける。
「………」 ダンマリを決め込むと見た。私の観察眼は侮れんぞ!ワッハッハッハッハッハッハッ!!
ハァ…。やめよ、虚しくなるだけだ。
そろそろ心が痛い。何故痛いかって?
単刀直入に云う。私は団長が好きだ。もちろん一人の「男」として。英語で云えばlike ではなくloveの方で。 でも、何故か団長には伝わらない。
理由は簡単。私が思いを伝えないから。思いを伝えて今の関係が崩れたらたまったもんじゃないからね。
少女漫画でよくある。「私、○○が好き!でも、告白なんてできないわ…。フラれるのが怖いもの」って。
で、親友かなんかが出てきて「後悔するよ!ちゃんとしてきな!」つってさ。
背水の陣で挑めば成功する。「俺から告白しようと思ってたのに。」って拗ねながら。リア充は堕落しとけボケナス、アンポンタン。
あーあーあー、告白…しようか?しないより、した方がいいよね。でも崩れたら…
このクソ思考の繰り返しのせいで伝えられない。
私はこんなクソみたいな自分が大キライだ。
で、結果、あまりしたくはなかったが致し方ない。アイツに頼ろ。
「阿伏兎〰」←アイツです(笑)
コイツにはマジで頼りたくなかった。からかわれるの目に見えてるし。でも仕方ない。
「あー?呼んだか?」
サイド終わり
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