Dr.Heart Stealear [ONE PIECE]
第6章 パンクハザード
「シーザーを奪って逃げた‼よォし任せろ‼飛ぶ敵は狙撃手の仕事‼」
「____あいつら…」
「おいおい、ウソップが任せろって言ったろ。」
「ウチの狙撃手ナメンじゃねェぞ。鼻が長ェからって‼」
「バカいえ万が一にもあいつを逃がせば作戦は…」
ローが珍しく焦ってる。
これは完璧にこの一味にペースを狂わされてる。
レアだなぁ…。
「同盟組んだんでしょ⁉少しは信用してほしいわ‼私も逃げてばっかで攻め足りないのよね‼」
いつのまに同盟なんか…。
あぁ、まぁ…この人に何言っても全てシナリオ通りにいっちゃうからしょうがない。
それからはナミさんとウソップさんの攻撃が続き無事にシーザー捕獲に成功。
「……よし…第一段階は成功だ。」
「どうだやるだろあいつら。」
シシシっと笑うルフィさんにローはため息をついた。
「なまえ、ガキ共の手当と…おれが忘れてると思ってんだろ…お前の足もだ。」
「は…はーい…」
実を言うとかなり痛かった。
少しみてみるとかなり腫れていて、ここまで頑張った自分を褒めたい。
船に戻り治療室に子供たちと一緒に入る。
久しぶりに入ったなぁ…。
麦わらの一味は修理や料理、錦えもん親子の世話をしている。
「あ、ロー…同盟の事とか話してくださいね?」
「あぁ。ほら、喋ってねェで座れ。まずは足の手当からだ。終わったらガキ共の手伝えよ。」
「アイアイ。」
言葉はぶっきらぼうだが手つきは優しく、一緒に行動が出来なかった分愛しく思った。